看護師の専門スキルってどんなものが必要？

看護師には専門スキルが求められることがあります。一番わかりやすいところで看護の「専門スキル」が挙げられるでしょう。新人ナースの場合、「専門的スキルを伸ばす」ことの必要性はわかっていても、どういったスキルを伸ばせばいいのかわからないということが多いようです。

まずは、自分が極めたい症例を考えてみましょう。ストーマや褥瘡、NICUや急性期病棟など、ここに挙げた以外にも多岐にわたる分野が拾い出せるはずです。自分の興味や適性が分かったら、先輩ナースの指導を受けながら看護症例を増やしていきましょう。看護研究に挑むことも大切です。

ここで、ワークライフバランスで私生活を重視したいなら外来中心で看護にあたることもよいでしょう。看護をメインに舵を切りたいといった場合は、実務経験を研鑽して認定看護師などの資格取得や助産師などの資格取得を目指すこともよいでしょう。

看護に必要な知識やスキルを磨いても、准看護師のため自分で看護計画を立てられない、専門性を高めたい症例を持った患者がそもそもいないということもあるでしょう。看護計画を立てて実践したいならば、知事免許である准看護師資格ではなく、看護師資格への切り替えを検討しましょう。また、専門医がいる病院や症例が集まる総合病院への転職を検討しましょう。転職というとネガティブなイメージを持つ人も少なくありませんが、自分の看護スキルを磨くための転職も多くみられます。プラスな転職となるので前向きに考えてください。補足ですが、看護スキルを磨くための転職先に、内視鏡室を選ぶ看護師もいるそうです。